■小学生時代、心と身体が入れ替わってしまった木村佑太と大塚結依。元に戻れないまま、6年め――高校1年、初夏。放課後、ヒミツの“報告会”でずっと互いを支え合ってきたふたりに、それぞれの〔思春期の時間〕が訪れて――!?




インタビューあります

4巻発売しました。今度の表紙の色は青ですか。初夏に似合う爽やかなカラーが目を引きますね。いきなり本編とは関係ないのですが、このマンガがすごいWebで将良先生のインタビューが掲載されております。この作品が生まれた経緯ですとか、描き手の背景を知るのもまた興味深く、作品を楽しむ上での良い調味料になってくれそうです。


将良『思春期ビターチェンジ』インタビュー いつかもとに戻れるの? 定番「男女入れ替わり」を6年という「長期戦」で描く、ほろにが青春ストーリー
将良『思春期ビターチェンジ』インタビュー 苦くても、心にグサッと刺さる作品が好き。


自分はインタビュー後編に載っていた写真が、作者さんのアイコンイメージとちょっと離れていたのでそこがやたら印象に残ってます(笑)まさよしってちょいと男っぽい印象の名前も相まって、ネックレスに指輪にネイルってのが結びつかな過ぎてですね、ふつうにうちの会社とかにいそうだなぁ、と。

平行線の中での試行錯誤

4巻はなんとなく停滞期と言いますか、色々と自覚・無自覚な思春期のしがらみの中で、そこからどう抜け出そうかと試行錯誤しながら進んでいるという印象がありました。なので状況的にはあまり変化がないのですが、その中で当人たちは非常に苦しんでいるという、本物の思春期っぽさすら感じる1巻だったなぁ、と。


この二人の場合、ただでさえ人に言えない秘密を抱えている上に、お互いの体を借りているということもあって、お互い頼れる相手が和馬を除くと一人ずつしかいないのですが、かといって体の貸し借りという極めて近い状態にあるために何から何まであっけらかんと打ち明けることもできない感。加えて今回は和馬が絡んだ悩みですから、そりゃあ進みは思わしくないわけで。

木下さん再登場

さて、4巻では木下さんが再登場しました。パーマもかけてオシャレな感じに。なんだかとっても印象が違う…


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誰だあなたは

高校デビューなんて言葉もあったりしますが、それって揶揄のように感じつつも、それだけ変化できるチャンスがあるってことですからね、大人となった今ではとっても羨ましいです。社会人になってしまうと、転職でもしない限りいきなりイメチェンは難しいですし、むしろ就活の姿に代表されるように、仕事場での服装なんかは割と画一的になりがちなので、変化も少々つけづらいという。恋を原動力に変化を見せた木下さん、その態度にも表れているように、非常に素敵な女性へと変貌していました。今のところユイにとって、恋心はブレーキとなっているようですが、木下さんのように、前へと進むエネルギーへと変えて行けるでしょうか。


4巻ではこの他、表紙の2人が急接近しており、ラストではとんだ修羅場なシチュエーションでございます。色々とややこしい状況なのですけれども、果たしてどう転がっていくのか。なんだかとっても“恋”な要素が強くなりそうな5巻は今冬発売だそうで……まだまだ先です。待ち遠しい。

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作品紹介→入替わって1000日、誰も知らない思春期交換。:将良「思春期ビターチェンジ」1巻
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