■「私、マオ君のコト……」
チコちゃんの不意の<大・発・表>に、マオ、マコ、チカが大慌て!
友情トークに恋愛相談!?W姉弟4人のカンケイが、ちょっぴり変わる…秋。
恋と友情、どちらかひとつ、選ばないといけないとしたら……どうする?




マオ君の気持ちにはみんな気づいていた

 ついに想いを伝えるべきと、気持ちを固めたマオくん。まずはきちんと順番を守らないとと、長年の親友であるチカに話をしようとするわけですが、意外にもチカはマオ君が何を言おうとしているのかをしっかりと理解し、なんと背中を押してくれるという。なんとなく他人の心情に疎いように見えた新本姉弟ですが、さすがにずっと一緒にいたからか、ここでこなすべき仕事をきっちりと行ってくれました。かくして親友であり、想い人の弟でもあるチカからお墨付きをもらったマオ。これまで静かにエネルギーを貯めてきた彼の逆襲が始まるかと思った矢先……


SSB20160904
まさかの不意打ち(圧倒的なノリの軽さ)


 さすがにこの展開は想像していませんでした。しかしこれでめでたしめでたしとならないのが、この姉弟たちの難しいところ。チコちゃんはこれ以上の進展を望まずに、この気持をマンガにぶつけようとし、一方のマオ君は「このぐらいのスルーは想定内だし、むしろ心地よい」とかいう、良からぬ人を想い続けてしまったが為の副作用的症状を見せつけるという、なんともカオスな展開に。加えて事態をややこしくしたのが……


SSB20160904_0001
マコちゃん


 チカもマコちゃんも気づいていないような気もしていたのですが、実は両方気づいていたというオチ。そりゃあさすがに気づきますよね。なんてったって愛すべき弟ですし、何より一番の親友のことを想っているわけですから、よく考えれば気づかないわけがありません。そしてこの態度ですよ。ここから姉弟バトルが始まるわけですが、一人残されたチカはその様子見守るという。

まさかの一番の大人はチカだった

 このシーンだけ切り取ると、一番大人なのはチカなんですよね。むしろこれまでは一番子供っていう印象があっただけに、この状況は意外すぎて面白かった。直前に、マオくんからはチカが一番だっていうお墨付きをもらっているというのもあるかもしれませんけれど。一方のマコちゃんは、そういった裏付けが無い中でこの状況を迎えているわけですから、こんな態度になってしまうのもなんとなく理解出来ます。また一緒に過ごした時間も、弟二人に比べてマコちゃんは少ないですから、その差もあるのかもしれません。感性・感覚で生きる新本姉弟とは異なり、色々と考えてしまう斎藤姉弟は、自分の中の感覚以上に、言葉のように確かなものに拠り所を求めがちなのかもしれませんね。律儀というか、真面目というか。

店長の素顔が

 今回は終始この話題で終わるわけですけれど、最後にはマコちゃん側に恋の予感が?あとこれまで頑なに素顔を見せてこなかった店長が、今回なんとかぶりものを取るというシーンが。キャラクターから、素朴なおじさんが出てくるのかと思いきや、見切れてはいるものの結構なイケメンじゃあないですか。なんでこんな人が、あんなことになってしまったのか……。今後の展開的にはマコちゃんとチカなのかもしれませんが、店長ってのは無いですかそうですか。自分の悩みを素直に打ち明けることのできる相手ってとても大事で、素敵な間柄だと思うんですけどねぇ。あとマコちゃんは年下よりも年上相手の方が絶対良いという確信があります!面倒見の良い大人の人ね。さてさて気づけば8巻に突入していくわけですが、お次はどんなドラマが生まれることやら。